Calvina's Corner

寒い季節に岩盤浴。

今月もとうとう終わりになってしまいました。　早い。

１月は、合計で２日くらいしか完全休養できず。
そして、残り２９日のうちの３分の２は、風邪が抜けないまま、
微熱を抱えて、なんとかごまかしごまかし、やってきました。

冷えやすい身体には、岩盤浴。
でも、体調が冴えない時には、目がくらりと回りそうで行けないので、
しっかりと治してから、やっと久しぶりに。

とても清潔なお店を見つけて、寒い季節、まあ半年くらいのうちに
６～７回くらい通うようにしてから、２回目の冬になります。

汗をかきにくい私でも、楽に寝そべりながら、しっかり汗をかき、
身体の奥のほうからあったまることができますし、
蒸気のせいでしょう、弱い喉も楽になります。
サウナは身体に強すぎる感じで通えない、という方、
熱いお風呂や温泉が苦手な方でも、これなら大丈夫かも。

うつぶせ５分、あお向け５分を、間に５分ほどの休憩を挟んで
３セット繰り返します。　頭の中、すっかり空っぽ。

終わった後、他の人は、化粧が長いこと、長いこと。
私はね、例外です。　ふふふ。

梅にめじろ？

庭の梅の木。

ちっとも大きくならないくせに、毎年よそさまより早く
白い花を開いて、喜ばせてくれます。
つぼみはピンクだけど、花は透き通るような白。

雪やみぞれが降った翌朝、偶然に、
梅に、何やらたくさん黄緑色の小さいものが、
チョロチョロ動いているのを発見。

どうも、めじろのようです。
（「ホー」とも「ケキョ」とも鳴きませんもん。
それに、梅の花蜜が好きで集まってくるのは、めじろですって。）

小さい１本の木に、８羽も！！

ガラス越しに観察しようと、静かに気をつけていたのに、
こちらの気配を敏感にキャッチしたのか、
あっという間に次々と飛び立ってしまいました。

また、明日もあさっても、遊びにくる。
きっと。　こっそりと。

デンマークから空輸されたチョコレート！

華燭を嫌う、北欧のシンプル・モダンが、
そのまま具現化したチョコレートをご紹介します。

作っているのは、デンマーク王室のためのシェフ・チームの一人、
デザートに特化した活動をしておられる、モーテン・ヘイバーグ氏
（Morten　Heiberg）です。

まだ、３０代半ばですが、ヨーロッパのシェフ・コンテストで優勝２回の実力派。

こういう人の場合、華やかな経歴とフォトジェニックな雰囲気だけが、
ひとり歩きしがちですが、「夜、眠る前に、本当に全力で、今日一日を過ごし、
自分の力を出し尽くせたかを、必ず考えています」と謙虚に努力する人です。

日本のバレンタイン商戦に出るのは今年で３回目。

ショコラティエではなく、世界のセレブお抱えのデザート・シェフである彼が、
「たくさんの人に、良いものを気取らずに食べて欲しい」と
自社（ヘイバーグ・デザートサーカス社）で作り、まず本国で発売したチョコレート。

北欧の人たちが大好きな、リコリス（甘草の根）のパウダーから作った
黒いガナッシュクリームが入っているホワイトチョコが、私のお勧めです。
独特の苦みばしった味と香りは、慣れると癖になる感じ。

コペンハーゲンでは、例えば、マガジン（デパート）でも常時販売しています。
日本へはすべて空輸されています。

北欧好きの皆さま、チョコ好きの皆さま、応援してあげてください。

商品の中から、少しだけご紹介します。

　パッケージがピンクのブロックみたいでしょ？（＾＾）
　デンマークは、レゴの故郷ですからねっ。

　箱に示してある数字が粒数。


　ハートのチョコには、ハートの刻印入りの
　デンマーク・コイン付メッセージカード　（ミニ・ブック）が
　おまけで必ずついてきます。

東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、
福岡、仙台などでは、この時期店頭で直接購入可能。
また、２月のバレンタイン商戦期間中に
本人が売り場へ登場する予定のお店も多数です。

★おまけの情報★
あの（カリスマ・パティシエ）辻口博啓氏とのコラボレーションボックスも出ます！
（もちろん、数量限定です。）
二人揃って、トーク・ショウにも登場する予定です。
　　　２月８日（木）新宿タカシマヤ１０F
　　　２月９日（金）日本橋タカシマヤ８F

※輸入元の公式サイトはこちら↓↓↓から。通販も可。
　　　http://www.45style.com

※デザートサーカス社の公式サイトはこちら↓↓↓から
　　　http://www.dessertcirkus.com/

すみれ色を手なずける人。

年配の女性、還暦前後。
凛とした、視線のはっきりした方です。

紫系・すみれ色のダウンジャケットを羽織っています。

シルク・サテンのような、美しい光沢を放つ化繊で、
形はちょっとふっくら丸めのショート丈。
止め具は、あるのか無いのか、目立ちません。

紫系は、もともと高貴な人にしか着用を許されなかった色、
また、手なずけるのが大変難しい色でもありますね。
「色が人を選ぶ」とでも言いますか。

その女性は、茶色に染めたショートカット・ヘアー。
直径１ｃｍ以上ある、シンプルな真珠のイヤリング。
光線の具合で黒にも見えそうな、濃いグレーのパンツ。
他には何も。

主役に抜擢されて、すみれ色が喜んでいるようでした。

・・・そういえば、人間でも、主役にまつりあげられたら、
途端に、ウキウキイキイキするタイプの人って、いますねぇ。

仏像の周辺---くらしと祈りとアート

昨年から、ちょっと気にしている新聞の欄。
それは、朝日新聞夕刊の「こころ」のページです。

ここに連載されているコーナーで
「ほとけと出会う」「祈りの美」のふたつ。

仏像の周辺や仏教美術が、専門家のわかりやすくきっぱりした解説と
写真付きで楽しめます。

※ここ↓↓↓から、記事の記録がご覧いただけます。
　　　http://www.asahi.com/kansai/kokoro/

北海道在住の友人が「こっちの朝日新聞には掲載がない」というので
気になって、調べ（新聞社の方へ教えてもらい）ました。

「こころ」は、朝日新聞大阪本社管内と、西部本社管内だけに
掲載されているそうです。

個人的には、「近い将来、書籍か図録になって欲しいなぁ」と
勝手に思っています。

今では、博物館開催の展覧会で
例えば仏さまの背面（裏側）まで鑑賞できるように、ディスプレイしてみたり、
科学技術を駆使し、見えなかった内部にまで研究のメスを入れたりして、
知らなかった世界を見知る機会も増えてきました。

宗教とは切り離した楽しみ方が、より幅広く可能になってきている、とも
言えると思います。

ひとりでぼーっとものごとを考えてばかりの私の日常に、
こういう世界は欠かせません。

手先が器用であるということ。

Fちゃんは、とっても手先が器用です。
仕事でまとめる資料や素材も、出来上がりがとてもきれい。

　身の回りで見つけた材料で、
　ちょちょっとこんなカードを
　創ったりできるんですよ。

　これは、私に、と作ってくれたもの。

　なにやら、可愛い。・・・開けてみた。
　好物の柿ピーが付いてる！
　ペンネーム由来のコミック、
　『カルビンとホッブス』まで
　貼り付けてくれてるーっ！

何歳になっても、努力すれば、
手先って器用になっていくもんなのでしょうか。。
それとも、やっぱり、小さい時が大事なのかしら。
それに、センスの素って、持って生まれたものかも。。　

　

デザインを生む背景は

「私のコンセプトはどこからでもやってきます。
森の中を散歩しているとき、光、暗闇、
そしてコンセプトチームを世界を巡ること、すべてです。

美しさは私にとって非常に大切です。
デザインは調和と美を伝えるものでなくてはなりません。
偶発的なものでも、半端なもの、表面的なものでは一切ないのです。
美を磨くこと、これが重要ですね」

デイビッド・ルイス

アイデアランドで仕事をするデザイナー。
アイデアランドは、デンマークの音響機器メーカー、
B&O（バング＆オルフセン）と一緒に仕事をしている会社です。

年初から読み始め、別の項でご紹介した本の中の言葉を、
心にとどめておきたくて。

良い物は、練られ、磨かれる過程を経ている、ということですね。

『北欧デザインを知る　ムーミンとモダニズム』　渡部千春・著
ＮＨＫ生活人新書No.170
2006年１月10日第一刷
ISBN4-14-088170-4 C0272
740円+税

土の上を歩いてみる。

アスファルトばっかりじゃ、つまんない。

ちょっと暇ができると、すぐに土の道を歩きたくなります。
（ちゃあんと、いくつかそういう道を見つけて確保済み。）

公園の土手の、まだ荒れている緑の中に、
ぽっちりと鮮やかな黄色が見つかりました。

　茎は、ほとんど無くて、
　地面すれすれに
　頑張って花を咲かせています。
　もう、春の気配。

寒梅粉とは（しょうが湯その後談）。

１月１０日に、当ブログで、しょうが湯について書いたところ、
その中の成分である寒梅粉（私が知らなかったもの）について、
詳細を知らせてくださった方がありました。　感激。

それで、ここでお知らせしたいと思います。
・・・と、言っても、知らなかったのは、私だけかも。
丁寧に丁寧に暮らすことを、粉ひとつからも教えられます。

みじん粉、寒梅粉
道明寺粉をさらに細かくひいたもの。
もち米を蒸して乾燥させ、白焼きにしてから粉末にしたものを
「焼きみじん」といいます。
また、炒って粉にしたものを「炒りみじん」ともいいます。
ともに粘りの強い粉で、関西では「焼きみじん」を、さらに細かく
ふるいに通したものを「寒梅粉」ともいい、
梅花の季節に作られたものが良質とされて、この名があります。
いずれも、らくがんなどの打ちもの菓子や、和菓子種のつなぎに
用いられます。

道明寺粉
河内（大阪）の道明寺で、はじめは保存食、携帯食として作られたことから
この名がついたといいます。
もち米を水に浸して蒸し、乾燥させて砕いたもので、
寒中に作るものが良質とされています。
桜餅、椿餅、みぞれかんなどに用いられます。

※参考：「NHK　きょうの料理　和菓子特集（森山サチ子さん）」

憧れの、梅春物。

「梅春物と言われる、梅の花が咲く頃だけしか着られない服を
いろいろ持っている人が、本当におしゃれな人だよ」って、
聞いたことがあります。

冬から春に向かう、ほんの隙間のようなこの季節をいとおしみ、
丁寧に暮らす贅沢。
きらびやかではない贅沢。
そんなものに憧れる、今日この頃。

・・・ところが、ところが、その定義はさだかではなく、
素材は冬物のまま、色彩だけ春を連想させるパステルカラーを
使ったものから、冬物ニットの袖だけをすっぱり落としたものや、
春を飛び越えて夏物の素材でできた薄物に、
タイトルだけ「梅春物」と付けているものもあるようです。

「そういうタイトルをつけるだけで、売れ行きが違う」ということだな、たぶん。


　写真は、梅の柄の着物から
　知人がつくってくれたツーピース。
　(シャツ型の上着と袖なしワンピース）

　大切にしています。