奈良薬師寺の日光菩薩、月光菩薩(読みは「がっこうぼさつ」)が、
東京の展覧会のためにお寺を出て、初めての二人旅。
昨晩(4月28日)NHKのドキュメンタリーを観たら、
その残像が、夢の中にも、起きている間も脳裏でも、
ちらりふらりとうごめいて、私の中から離れない感じ。
それは、脳みその中だけ、ということでもない感じ。
特に、背中をなめるようにカメラで記録したものが秀逸でした。
菩薩さまたちは大きい(お二方とも、3m以上あります)ので、
展覧会場でも自分の目線と同じ高さで背中を鑑賞することはできません。
つまり、下から見上げることになるわけです。
ですから、このカメラ・ワークには「ありがとう」と言いたい気持ち。
長い歴史の中で、背中を大衆に晒すことだけでも
活気的なことなのですけれどね。
※私の観たドキュメンタリー番組は、これ↓↓↓です。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080428.html
※再放送の予定はこちら↓↓↓から
http://yakushiji2008.jp/topics/index.html#010
※国宝・薬師寺展 東京国立博物館
2008年3月25日(火)~6月8日(日)
http://yakushiji2008.jp/
わたくしもチラッとテレビで見ましたぁ。
すっごく魅力的だなぁとまばたきを忘れるくらい見入りました。
男性的な背中と、女性的な背中。
どちらも癒されるような安心感と妖艶な魅力を感じました。
投稿情報: ナッツピー | 2008/05/02 12:14
ナッツピーさん!
けっこう皆さん観ておられたみたいですねー。(^^)
こりゃ、観といて良かったです。ホントに。
いったい、どんな人が彫ったのか、ということについても
(研究しておられる方がいるはずなので)
少しは解説や紹介をしてもらいたかったなあ、と思いました。
投稿情報: calvina | 2008/05/02 22:27