Calvina's Corner

帽子の後ろにキラリ。

ベレーとハンチングの間のような
不思議な形に成形した帽子をかぶった女性。

この帽子、地味なグレーのウールの糸、3種類を織ってあり、
特に遠目からだと、まったく目立ちません。

が、この人は、耳の上あたりにくるように、横側にピンバッチを５個もつけています。

さらに、真後ろの一番下の縁のところに、
ライン・ストーンの横長のブローチ（約５cm）を一個つけています。
女性たちの目線の高さに、なんとも不思議なアクセント。

まあ、ピンバッチだけだったら、そう驚きもしませんが、
このブローチのほうに目が釘付けになりました。

人間、どうしても自分の身体の後ろ側には
神経も行き渡りませんが、実は他人の目は、
横や後ろにも容赦なく注がれているんですよね。

特に、人ごみやパーティーでは、後ろのことも気にしてみると良いのかも。
小柄で、骨格も華奢なのであれば、なおさらです。

マカロニサラダはおかずなのか。

　堀井和子さんの本を読んでいたら
 　「何故、マカロニサラダはご飯に合うのか」
　と書かれていました。
　私もかねてから不思議に思っています。

たしかに、野菜サラダだと敬遠して食べない男性でも
マカロニサラダだったら、ぱくぱく食べることがあるみたいね。
熱々のコロッケとマカロニサラダとご飯・・・って言ったら、
こりゃぁもう炭水化物のオン・パーレドじゃないのっ！ おいしいのにさっ！！

現地音の読み仮名。

昇り竜のように、中国の国力が勢いを増している、と
報道もますます熱くなってきました。
万博が近いし、もっと近いものでは、COP15（デンマーク開催）にも
「中国から要人が参加」ということが注目されています。

ここにきて、昔から私が気になっていた、中国の人たちの名前の読み方について
日本で少し異なる伝え方をするようになった媒体もあることに気づきました。

外国の人たちと英語で話している中で、中国の人たち（政治家など）の名前が出ると
その音は、日本で一般に漢字を音読されてるものとまったく異なりますので、
これが一体誰のことやら、さっぱりわからなくて困っていたわけです。

先日、日本の新聞を読んでいて、英語の発音の読み仮名が
カタカナでふってあるのを発見！

首相の温家宝さんは、ウエンチアパオ
国家主席の胡錦濤さんは、フーチンタオ

これを、現地音というらしいですね・・・。 これは、北京語・・・ですかな。

名前や言葉の扱いには、思想や国の政治・歴史も関係しているので
その扱いには細心の注意を払わなくてはならないのでしょうけれども、
私の場合、少なくとも、これで少しは、海外の人たちとの会話、
あるいは、英語のニュースを聞く際に、置いてきぼりにならなくてすむかも・・・
という意味では歓迎しています。

羊は何匹？

　見えにくいほどちっちゃな羊の絵。
　（写真をクリック⇒拡大でもう少しちゃんと見えます。）
　「子どもの頃に着ていたコットン・フランネルの寝巻きが
　とっても懐かしい」という私の話を覚えていてくれて
　「こんなの見つけたから」と、持ってきてくれた人に感謝。

寝巻きにぴったりの柄ですねぇ。
羊さんにお世話にならなくてもグースカ眠ることができる生活を設計し、
実際にそういう風になることがベストなのでしょうが。

結婚式・・・じゃないんですけど。

　クリスマスに向けて上演が増えるバレエ
　『くるみ割り人形』。
　エンディングにお菓子を舞台から投げたりする演出も
　ありますね。

これまでうまくキャッチしたためしが無かった私ですが
今年は、たまたまいただいてしまいましたよ。

（本当は、演出としては、これは私の好みではないのですが
お子さんたちが多い公演などには、楽しさと華やぎが増します。）

このドラジェ、結婚式や出産のお祝いなんかに使われることが多いですね。
可愛らしいし、清潔感がありますものねぇ。 それに、気品も。

『くるみ割り人形』を観ると、一年がもう終わりかけているな、と思います。
年末までに、必ず一回は拝見するように心がけています。
この作品に教わったこと、この作品を通して出会ったたくさんの人たち、
そして新しい発見。 頭の中に大きな渦が起こります。

『メサイヤ』や『第九』でなくても、‘年越しに関する自分の決まりごと’は
良いものです。
音楽、映像、書籍、舞台のように、心の中にしか刻まれない決まりごと。

人「ごみ」とは、よく言いましたね。

中学生の時に、親についてバーゲンに行って
どこかのおばんさんにポーンと弾き飛ばされて以来
まったく苦手になってしまいました。

今でも「荷物持ち」という役で家族と一緒に出かける時には
どうも調子が出ないまんま終わってしまいます。
当然、「掘り出し物」「戦利品」などというものにはご縁がありません。
人ごみの中では思考回路がフリーズしてしまうみたい。

だいたい、今どき、本当にお買い得なものって、
たくさん出てるんでしょうか。
最初から安く売るために、それに見合うように作られたものばかり
目に付くようになってきていると思うのは、私だけ？

（それでも「きっと素敵なものとの出会いが！」という期待があるから
魔の会場に懲りずに入ってしまうんですね。 学習しないおバカな私。）

それよりは、本当に必要なもの、本当によくできたものを少しだけ
一生懸命に選んで買うほうが、最後には笑えるはずなのに、ね。

今回も、洗剤やちょっとした食料品だけをひきずって帰宅しました。
それでもって、必死でうがいをしてしまいました。 やれやれやれ。

外は木枯らし。 落ち葉が磁石に踊らされる鉄粉みたいに動いています。

（その後談！）
なんと！レジでお金を払った後になって、洗剤の一部を
落として帰宅したことが判明。　やはり相性メチャ悪のバーゲンでした。
（心の中で号泣。）

切り干し大根！

　パリポリパリポリッという音が
　いただく前から響いてきそうな
　切り干し大根の漬物。

　「パリポリ」は好きな音の一つ。

ハンカチの縁に注目。

　古いハンカチ。 縁を丸めて丁寧にまつってあります。
　「熟練工を超低賃金で働かせる」という構図が
　成り立たなくなれば、私のような普通の人間は、
　当然このような商品にも（もし作られたとしても）
　手が届かなくなるでしょう。

幼い頃、大人の女性が使っている上等なハンカチは
私の憧れの一つでもありました。

スカーフだって、最近は、このような縁の始末をしているものが
ぐっと少なくなりました。
そもそも、こんなことを気にする人が、ぐっと少なくなりました。

映画 『未来の食卓』。 みんなのビオ。

フランスの小さな村で、小学校の給食を
根本から見直し、ビオ（自然食）に切り替えた取り組み。
これを丁寧に追ったものが映画になりました。

今夏の日本公開から相当に遅れをとりましたが、
でも観ないよりはマシ。 いいえ、観て良かった！

あちこちで取り上げられていますから、
どこかで題名や宣伝、批評をご覧になった方もおられるでしょう。

ヨーロッパのあちこちで、BIO（ビオ）という言葉をよく使います。
「オーガニック」とはあまり言わないようですね。
ともあれ、日本でも、たくさんの人たちが、自分の食を
どう管理してゆくのかを、考え始めていますよね。

ただ、しっかり考える人たちと、まったく食に興味の無い人たち、
さらには、食のことを考えるゆとりの無い人たちのグループに
大きく分かれてきているようにも感じます。

給食のように、子供たちの層に平たく良いものを食べさせ、
自然に教育することもできる、そしてそこから家族、地域へ、という戦略は、
このフランスの村の場合、大成功だったと思います。
そこからの波及効果も大きかったのですね。

「フランスは、農業が盛んで、自給率も高い」ということだけを
単純に信じていましたが、一つの果物に22種類も農薬を使うことが
実際にある国だったなんて！そしてなかなか改善されないなんて！　
これは相当にショック。

農薬を調合するたびに、農家のおじさんが鼻血を出しているなんていうことが
どうしていつまでもまかり通っているのでしょうか。
映画に紹介されている村は、楽園のように美しく緑豊かです。
汚染という現実が簡単には信じられませんでした。

あちらの事情や習慣、文化の違いもあるでしょうが、
この映画からのヒントは、私たちもたくさん得られそうです。

あのねぇ、中央（東京）のほうでは、もうこの映画の話題自体が
一段落してしまっているのかもしれませんが、
地方はやっとこれから、というところもあるようですし、
自主上映したい、という人たちもおられるようなので、
ご存知無かった人は、まずぜひHPだけでもチェックしてみてください。

※ 『未来の食卓』 公式サイトはこちら↓↓↓から
　　http://www.uplink.co.jp/shokutaku/

　（かんぐり過ぎかもしれませんが、日本語タイトルの文字、
　「未来」が「裏返し」に見えないこともないんですよ。
　狙ったのであれば、意味深です・・・）

赤白緑は今月の色！

いよいよ、クリスマスが近づきました。
アドベント・カレンダーを、今日から開き始める人もおられるのでは。

この時期になると、何か小さなものでも、クリスマスの雰囲気を
傍に演出して楽しみたいと思って、そわそわしてしまいます。

　これは、小さな綿のテーブルマット。
　KAICOさんの展示会に明日から出ます。
　お子さまハンカチくらいの大きさなのに
　色使いの妙なのか、構図の勝利なのか、
　案外大きな顔で鎮座していますね。

仰々しくない、このような感じが好きです。
ご興味のある方は、下記までお問合せください。
http://blogs.yahoo.co.jp/kaico20070715/57698204.html