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あーあ。 今頃目が覚めたのね。 朝顔のこぼれ種。 周りではキンモクセイがもうすぐ満開、 稲刈りも始まっている、というのに。
近年、インスタントといえども まったく侮れませんよ。 慌てて作っても失敗が無いっ! 指定より少し多めの牛乳で柔らかめに。幾分気温と湿度が下がり、やや脂っこいものもおいしくなってきたので最後にスルンと喉を通る甘みが少しだけ準備できているとうれしいです。秋の果物と合わせるのがうれしい、と言う家族もおりますが、私は、「お菓子のように改良し尽した感のぬぐえない甘い甘い果物」とは、この杏仁独特の香りは、ときどきケンカ寸前までいくような気もするので別々にいただくことのほうが多いのです。 クコの実をのせるのが一番好き!
日中は未だ真夏のように強い日差しが。 美しい影が、あちらにもこちらにも。 運動会のものらしき音と声も、 乾いた風に乗って届く昼下がり。
もともとは「セーターの前を鋏で切って楽にした」のが始まりだ、という説もあるのに。なのに、なのに、なのに、秋風が吹き始める前から次々に宣伝に登場しているカーディガンの写真では「これ以上ありえん」というほど細身のモデルが、前ボタンを全部とめたまま「どっこも伸びていないやん!」という状態のカーディガンを、当たり前のように着こなしているのがお約束のようで。手・足・首がすべて長く、腰高で、顔が小さく、凹凸が無い身体に生まれたら、私の人生、いったいどんなことになっていただろう、と考えないこともないですなあ・・・。 カーディガンから心は離れて、遠い目をしてしまいそうだ・・・。宣伝用の写真よりも、一般の人たちが普通に着こなしているスナップ写真を、もっとたくさん見たいなあ。 伸び、皺、ほつれ、毛玉、バンザイ。
一昨日あたりから、夕闇に紛れて ふわふわと甘い香りが漂い始めているのに 気づいてはいたのですよ。 家の裏側 (隣家の敷地のヘリの部分)の茂みの奥に、 今日になってやっとその正体を突き止めました。「あらぁ、キンモクセイさん、いつからこちらにお住まいで?」という感じ。 灯台下暗し。
NHKの『サラメシ』(9月8日放送分)で、北海道のメロン農園のまかない、「トウモロコシ入り焼きおにぎり」が紹介されました。 炊き込んで、にぎって、それからバターと醤油でジュワワッと焼いて。これが、あまりにもおいしそうで、頭の隅に残っていたんですよ。 トウモロコシを普通に茹でてかじりついて いたら、『サラメシ』のこのおにぎりを 思い出し、モドキを作ってみることに。茹でたものから実をボロボロッと外して、ご飯に混ぜて焼くだけ。簡単です。 にぎり 方の締め具合や、焦がし方の強弱や、材料の吟味だけでもたいそう奥深いのね。オリジナルは白ごはんベースでしたが、私は雑穀ごはんでお試し。そうそう、焦げ付きにくい加工をした鍋(あるいは板)も不可欠です。金網や刷毛も使わないで済みますから。炭水化物を避けるダイエットが流行っているというのに、私は逆行中、それも爆走中に近いかも。
「散り落ちる草木のいとなみは、 私にこの世の無常を教える。」 堀文子・著『花のスケッチ帳』より (JTBパブリッシング 2007年3月初版)
こういう目の細かい麻のレースは、今では 製造が難しいから、大切に使いたいです。 使わなかったらもっともったいないです。 使う時には「お前は大切に生きているか」 という問いを、いつも突きつけられます。
The Japanese translation of this series has not completed yet. I want to read through it in the near future! そろそろ「夜更けに推理小説」に ピッタリの季節に入ってきました。 これは、スウェーデンの女性ジャーナリスト でもある作家、リザ・マークルンドの作品。昨年の受賞者発表前に出た邦訳版を、今頃チェックしています。観光客としてノーベル賞授賞式会場(市庁舎)やストックホルム市内を訪ねたことのある人、ノーベル生理学医学賞に絡む最先端の理化学研究開発の内幕に関心のある人、そして、すべてのワーキングマザーたちが広く楽しめる作品なのでは、と思います。福祉や男女平等が充実している「理想の手本」だと認識されがちな北欧・スウェーデンですが、内情は決してバラ色一辺倒ではない、ということを、フランクに開示しているところに好感を持ちました。本国では同ヒロインを立てた作品がシリーズになり、映画化もされていますが、日本では未だその一部しか翻訳されていません。 それでも、本作だけを‘単発作品’として読んでも充分に楽しめると思います。※ 『ノーベルの遺志』 (上・下巻) リザ・マークルンド・著 久山葉子・訳 創元推理文庫 2013年11月初版 940円+税 ISBN978-4-488-17303-6 ISBN978-4-488-17304-3
Ohagi, rice cakes coated with crushed red beans, have many variations. I love rough red bean paste, rather than smooth one... お彼岸の入りには、やっぱりおはぎ。 昨日から何個目かな・・・。 誰か止めて。