蒸し暑くなる日がちらほら増えてくると、
「夏じたくについて、少しは真面目に
考えとかないと、間に合わなくなりそうだ」
と、焦りにも似た気持ちが強くなります。
人一倍暑さに弱いのに年齢は進むからです。
先人たちの知恵も、新しい工夫も、良さそうな情報は何でも歓迎。
最近の注意事項としては、冷房で身体が冷えること、また、
暑いところと行き来しながらの生活なので、その温度差に
身体がついてゆけなくなることで具合が悪くなるのを
どうケアするか、というところですね。
この本の中でも、例えば生姜がたびたび使われています。
山形の郷土料理「だし」(夏野菜を細かく刻んでしょうゆ他で味付けし
なじんだものをご飯の上にのせて食べます)のレシピも
この中に見つけました。 これは実験するのがとても楽しみ。
この本が刊行されたのは、震災の一年後なのですが、私の場合は
直接に被害を受けたわけではないのに、直後にいろいろなものを
読む気力が極端に落っこちてしまった後、回復が遅れ、一年後でも
まだまだいつもの書籍チェックのペースに戻っていなかったのでした。
ジャンルを問わず、今頃になってやっとチェックしているものが
他にもいくつもあります。
※ 『夏とごはん』 渡辺有子・著 筑摩書房
1,500円+税 2012年7月初版
ISBN978-4-480-87854-0
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