数年来着続けている上っ張り。
綿と麻の混紡で丈夫な布なのは
良かったのですが、最近このカーキ色が
褪せてきたのと、カーキ色が流行り過ぎて
いるのに思うところがあったのとが理由で
染め直しをしてみることにしました。
昔むかし使ったダイロン、進化していましたよ。
いくつもある中で私が今回使ったのは「プレミアム」。
商品では「ダーク・グリーン」という色ですが、
「フォーレスト・グリーン」と呼びたい色に染め上がりました。
ちょうど、イギリスの老舗が出しているフィールド・コートのような。
(煮たりする必要もなく)40℃できちんと染まりました。
たまたまこの繊維、この地の色と、染料との相性が良かったのかも。
実は、一か月ほど前から「やろう」と思ってはいたのですが、
容器や浴室などに液が飛び散ったりして困ったことになるかも・・・・
などといろいろ考えると、なかなか踏み切れなかったのでした。
染まり具合よりも、普通の家では作業環境の確保の心配がありますね。
実際には、最初に染料を溶かす際にペットボトルを使って
シャカシャカ振り混ぜる方法を使えば、あとはそれほど
ひどい汚れがつく場面も無かったのでしたが・・・
薄い手袋にピンホールがあったのに気づかず、自分の手が
不気味な緑色に染まってしまったのが、まあオチになりましたね。