缶詰しか思い浮かばないし知らない 私には、「スライスで量り売りする コンビーフ」は、まったく別の 食べ物なのでした。 力強くて頼もしい!先日別の食事でも思ったのですが、肉の脂部分も匠の手にかかると、独特の甘味や旨みが立ち上り夢見心地のおいしさの主軸になり得るんですね。自然の恵みからは本当は捨てるところなんて無い、ということなのかも。
ぐらぐら5分ほど煮たてたところで、保温できる カバーに入れると、勝手に数時間で良い具合に 煮えてくれる保温鍋。 家ではこのシャトルシェフ の中古を、数年前に知人から譲っていただき、 以来一年中使っています。お弁当用にアツアツのスープが簡単に用意できる小さな携帯ジャーがヒットする前から、こっちの鍋の方のファンです。とにかく「火の傍についていなくても平気」というのが私にぴったり。 安心して他のことができる!煮足りなければまた少しだけ火にかければOK。ここが(一発できっちり決めたい)携帯ジャーとは異なるところ。いただいたものは大きなサイズだったのですが、最近になって念願の小さいもの(1.6L)を入手しました。今出ているモデルではなくて、既に廃版になっているものの中に好きな色とデザインのものがあり、かれこれ2年ばかりそれと出会うのを待っていました。 ある日、ネットで発見→ゲット。本当はね、テレビショッピングか何かで出た特別バージョンでモノクロのシンプルなモデルがあったようなんですが、それにはご縁がありませんでした。 「鍋に色は要らない」という人は少数派? 今日は、普通の玉ネギに加えて、最近おもしろいな、と注目しているペコロスという小玉ネギをごっそり入れたカレーを作ってみました。ペコロスにはわざとナイフを入れなかったら、ちょうどピンポン玉みたいなのがポコポコ漂う仕上がりに。 辛口カレーに浮かぶ甘い玉!いろいろな煮込み料理を実験するのには良い季節だと思います。
美しい豆が北海道からやって来ました。 普通は甘く味付けすることが多いのでしょうが 薄い塩スープ味で煮てみました。 食前に ほんの少しオリーブオイルをかけるだけ。 まずは豆本来の味をそのまま味わってみたくて。
長年お世話になっている缶入りスープ。 子どもの頃のお気に入りは、クリーム系 でしたが、このミネストローネには 各種野菜から豆やシェルマカロニ(小) まで入っているので常備にうってつけです。時々、キャンベルのシリーズを発作のように食べたくなることがあります。一時は国内では、たくさんの種類を置いている店は少なくなっていたように思いますが、このところまた頻繁に見かけるようになりました。震災後の常備食の考え方や、一般庶民の節約志向にも沿っているからなのでしょうか。 会社のネットワーク他の関係もあるのでしょうか。家では笑い話があって、私は子どもの頃にはこのキャンベルのスープは「変に薄味でおいしくない」と思い込んでいたのです。犯人が母親で、そのままの分量通りの水を加えるだけではなく、自分でごっちゃりと野菜を加えてそのまま食べさせていたから、ということが判ったのは、10歳を過ぎてからのことでした。薄味にすっかり慣らされて育った私は、今では「キャンベルのスープに野菜をごっちゃり加えるのは当たり前」という感覚と舌を持つ人間になってしまいました。 ただし・・・味付けだけは慎重に、と心がけておりますぞ。
用事ができて伺うことになった場所から徒歩で15分も行かない場所に、未だ二度しか行ったことがない本屋があるので、そこで道草をくう時間を逆算して足し、張り切って早目に出かけました。でも・・・お洒落な人がギョウサンいるし、慣れていない大きな本屋ではどこに何の本がどのような意図をもって並べられているのか、さっぱりわからないので、あっという間に体力と気力を消耗してしまいました。コーヒーでも飲もうと併設のカフェに並び、チーズケーキも一緒に受け取って席へ。 ここまでは未だ良かったんですが・・・フォークの一刀目をすくい取って口へ運ぶ途中で、隣のお兄さんの鞄めがけてポーンと飛んでいってしまいましたー。 嗚呼。幸いなことに、ケーキのかけらは濡れた紙ナプキンできれいにとれてお兄さんも許してくださったのでしたが、それからしばらくしてそのケーキの「ひとっ飛び」は途中で枝分かれして、なんと残りは私の着ていたスーツの胸元にも達していたことが判明。30分後にはめったに会わない人に会わねばならないというのに。 怒。まあ、私らしい失敗ではありましたな。何年も好きでたまに食べているこのチーズケーキ、もともとはもっとネットリミッシリしていたような気がします。 つまり、今回のはやけにモロモロだったような気がするんですよね。レシピを変えたのかしら・・・。あまりにも間が空いてしまったので、記憶違いかも。 いずれにしろ、粗相をケーキのせいにはできませんね。 やれやれ。
きれいな韮(ニラ)を見つけたので連れ帰ったら 家の中で匂う匂う・・・。 私は平気ですが。 何に入れても自分のキャラクターをかき消され ないように賢く立ち回っている人のようで、 まったく侮れませんのよ。 とにかく強いのね。いよいよ寒波のせいでインフルエンザが勢いを増してきそうな気配。身体を内側から温める食べ物はありがたいですねぇ。次はチヂミが食べたくなってきました・・・。
そろそろ正月気分も最終章。 黒豆残り少な。 パンを丁寧に焼いて、おとなしくて軽い クリームチーズを塗った上から並べます。 今日は 仲間のおたふく豆も一緒に。黒光り! この変わり水玉模様、以前にイケアが出した テキスタイルに少し似てる・・・。そういえば、黒豆がごっそり入った甘パンを、チェーン展開しているパン屋さんで秋の終わりに見つけたのですが、どこの店でも置いているわけではないんです。普通の餡パンと豆入りパンとは魅力がまったく異なると私は思っています。豆パン、頑張れ。
Japanese tradirional porridge for January 7th!After having so much new year feast, we/I need it. :-) 親の世代ほどではなくても、正式ではなくても、 こういう季節毎の‘お決まり事’を より大切にしていきたいと思っています。 今年はとっておきのハーブ塩を開封して ゆるくきかせようと楽しみにしていました。おせち料理よりも用意が簡単で胃にも優しいので、皆大歓迎ですよね。
年越しというのでいろいろ食べて、 年が明けたら次はおせちだ雑煮だ 餅だとさらに食べて、運動はせず、 一週間も経たないうちに身体がぐっと 重くなった気が・・・。 やれやれ。ここでさらに(宗教上ほとんどご縁も無く知識も浅い)ガレット・デ・ロワ。いただいたのは、アーモンドの風味とラム酒がきいた大人っぽい部類! これも年末年始の‘お決まり食’に加わるのかな・・・。「当店のものには衛生上の理由などからフェーヴは入れておりません。悪しからずご了承ください」という但し書きを掲げて売っている店も見かけましたよ。 ちょっぴり淋しい気もしました。重い食事が続かないように途中でリセットしようとしてはいますが当分はこの季節ならではのものを楽しむことになりそうで、それはそれでたいそうありがたいことだと思っています。
先月出たばかりの短いお話。 進々堂寺町店に足繁く通ういしいさんが 店のためにオリジナルで書いたもの。 進々堂では、これを小さな本にまとめて タダでお客さまに提供中。これが二冊目だ、と。パンを割ると立ち上る「何か」を追いかけて捕まえてそれをどうにか書き表そうとしているところが素敵。それから、これはレコードにも関係しているお話なので、たくさんのなつかしい音楽やミュージシャンが次々に登場するのも良かったです。この新年に最初に読んだ作品が温かいもので何故かホッとしています。※ 京都・進々堂のこのお知らせページはこちら↓↓↓から http://www.shinshindo.jp/whatnew103.html