Calvina's Corner

カルビーナの静かな暮らし。時々お出かけ。 日記というより短文集。

ふつうのスクラップ24

  • 大奥で愛でられた工芸菓子。 Japanese crafted sweets

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ふつうのスクラップ23

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ふつうのスクラップ22

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「人生は戦いなり」。 Life is a Struggle (Golden Rider) by G. Klimt

Stamp_Golden Rider_Klimt 最近、好きだと思える切手が少なくて
 しょんぼりしていますが、これは
 友人からの封書に貼ってあったもので
 久しぶりに何度も眺めております。

 グスタフ・クリムトの『黄金の騎士』。



愛知県の美術館が、日本の公立美術館として初めてコレクションに加えた
クリムトの油彩画。 いつの日か、実物を観たいよなぁ。

郵便切手の美術シリーズは、シートがアソートになっているでしょ?
あれがあんまりうれしくないんです。好きなのだけ何枚も欲しいから。

今、若い人たちの間で、SNSよりも手で作り込んだ手帖が流行っていると
聞き及んでいて、実物も先日見せてもらったりしたのだけれど、
コロナの影響で籠っている時間が長かったことも影響しているのかしら。

ガラスペンを使って色とりどりの文字を書き分けたり、マスキングテープや
スタンプも駆使したり、と、本当に時間をかけて凝ったものを生み出して
いますよね、みんな。その先に、手紙を書いて送るという行為や文化が、
進化した形で復活すれば楽しいのに、と、私は思っています、

というよりも、そうなるようにと希望を捨てないでいます、と言うほうが
正しいかな。

2022/09/20 カテゴリー: おもうこと, ダンス・音楽・舞台・アート | 個別ページ | コメント (0)

千秋楽。 The final performance

A CHORUS LINE_Card "A CHORUS LINE"。
 1970年代半ばにニューヨーク・ブロードウェー
 で初演。今夏、この名作ミュージカルが
 4年ぶりに東京へ戻ってきました。

コロナ禍もおさまらないなか、公演の状況はどうなるのかな、
と、早目のチケット予約はせずに推移を見守っていた次第。

そして、最後の最後に、やはり見たい、というので
千秋楽のチケットを取ったのでした。

この名作には熱心なファンやリピーターも多いうえに、
今季のツアー最後だ、ということもあり、拍手も盛大で
久しぶりに‘良きアメリカの香り’に満ちたものを、
気持ち良く鑑賞できました。千秋楽には興奮と寂寥が
入り混じった独特の雰囲気があり、この日を選んで正解でした。

個々が抱える複雑な事情や、愛するものに懸けようとする気持ち等に
加えて、日本で社会問題として、やっとここ最近普通に取り上げられる
ようになったものも含まれています。それにしても、遅いっ!  

また日本に戻って来て欲しいし、普段はミュージカルに縁の無い人たちにも
ご覧いただける機会を考え出していただけないかな、と切に願います。
テレビ局も絡んだ公演だったし、全編をテレビで放映しても良いくらいだ、
と思うんですけれど、ね。

天下の公共放送でさえ、劇場中継は削っていますからね・・・。

2022/09/03 カテゴリー: おもうこと, ダンス・音楽・舞台・アート | 個別ページ | コメント (0)

ヴーヴ・クリコ(クリコ未亡人)と幸(さち)さん。 Two women

先月、ヴーヴ・クリコの世界巡回展覧会を観ました。
有名なこのシャンパンが「クリコ未亡人」という
意味だと知らなかった門外漢で下戸の私でしたが、
彼女が27歳で未亡人となり、嫁ぎ先のブドウ園
ビジネスを、女性として初めて率いたと学びました。

木製テーブルに穴を開けて、それに瓶を立てて
澱をよけたり、振動を加えたり、瓶を海に沈めて
寝かせたり、と、創意工夫力もハンパナイのです。

女性ばかりでしつらえられた展覧会は、現在活躍し
注目されているアーティストたちの寄せた作品群で
すっきりとお洒落に迎えてくれました。
日本からは、草間彌生と安野モヨコの両氏が。

Akinai 13_final ちょうど、最新刊が出たばかりの
 『金と銀 あきない世傳 13』の主人公、
 幸さんと重なるところがあるなあ、と
 思いながら展覧会場を歩いていました。

幸さんは江戸が舞台のフィクションの中の主人公ですが、
やはり当時の女性としては大変珍しい、当主の立場で
呉服のビジネスを工夫しながら率いて発展させている最中。
クリコ未亡人と類似しているなあ、と思ったのでした。
モデルもいる、ということなので、日本でも昔から
「切り拓き、橋をかけるタイプ」の女性がおられたのだな、と
あらためて思います。

2022/08/12 カテゴリー: おもうこと, ダンス・音楽・舞台・アート, 書籍 | 個別ページ | コメント (0)

達郎さんの新CD! "Softly" by Tatsuro Yamashita

Softly 「テレビに絶対に顔を出さない」と言われる
 達郎さんが、絵画バージョンとはいえ、
 ドカンと顔のアップ(ヤマザキマリさんによる
 肖像画)を打ち出した表装を選ばれるとは!
 これもある種の‘攻めの姿勢’なのでしょうか。

今回のケースのデザインでは、内側やライナーノーツの
合間に使われているデッサンの方が、私には素敵だな、と
思えました。

50年も独自の路線を歩んで成功を勝ち得られたことには、
ご本人は「幸運だった」という説明をなさっていますが
どう考えても、そうじゃないなあ、運が関係したのなら、
ほんのちょっぴりお手伝いしてくれただけだと思うのですよ。

「前を元気で歩き、進化し続けているカッコ良い人」が
いてくださると、私たちは幸せを感じ、勇気をもらいます。

一つだけガッカリしたのは、ライナーノーツの中身。
昔は詳細に本人が作文したものが掲載されていたのですが、
今回はまったくそれが無かったことです。ホントに残念。
なにしろ、コンサートには応募してもしても当たらないし。

2022/07/13 カテゴリー: おもうこと, ダンス・音楽・舞台・アート | 個別ページ | コメント (0)

リヒターとエルマー。 Gerhard Richter & Elmer the Patchwork Elephant

080622 Gerhard Richter 2 ゲルハルト・リヒター、生誕90年、画業60年。
 ステンドグラスやパッチワークを思わせる
 作品『4900の色彩』を組み入れた会場に
 足を踏み入れてすぐに連想したのは
 絵本の「ぞうのエルマー」でした・・・。

Elmer elephant 絵本は初版が1968年、
 デビッド・マッキー(英国)の作品。




リヒターの『カラーチャート・シリーズ』は、1966年にスタートしたとのこと。
‘時代’が作品の誕生や作風に影響を与えている、ということがあるのかしらね。

各アーティストは「いやいや、これは自分だけのもの・・・。一緒にするな」
と主張するのかもしれませんが。

2022/06/13 カテゴリー: ダンス・音楽・舞台・アート | 個別ページ | コメント (0)

100日過ぎてしまいました。 More than 100 days

ボリショイバレエ団のプリマ(だった)スミルノワが
オランダへ。
「亡命」という言葉をあえて使わない、という主張
ですが、それに近い形なのかな、とも思います。

ロシアがウクライナへ侵攻して、100日が過ぎてしまいました。

以前に概要だけ読み知っていたチェルノブイリ原発事故に関する
映画作品が上映中なので、(おおよそどのように怖ろしい内容かは
理解しているつもりでしたが、覚悟を決めて)観に行ってきました。

本作の公式サイト(上記にリンク)の中に「本作の公開について」
という欄が設けられていて、監督・主演・制作をした人たちの
戦争反対のメッセージが紹介されています。ここだけでも、ぜひ。

核の威力が怖ろしいだけではなく、国家が民の命を
簡単に使い捨てにし、不都合を隠蔽したまま進む現実が
まさに今も同じ、あるいは今のほうが酷いのかも、と
考えること自体がもっと怖ろしいのではないでしょうか。

装備も知識も充分ではないのに「英雄には名誉、高額の年金、
家を約束する」などと言われて危険の中へ突っ込み、命を
散らす人たちが、今、この時にも増えているのでしょう。
世界のあちこちで。「映画の絵空事」ならぬ「今の話」なのです。

(それに関連して、昨日、どこかの国でも「帰還困難区域の全ての
避難指示解除を成し遂げる」と発言した首相がおられます。
一般には見えないところで核制御のために命を捧げている人たちが
そこにも今も大勢おられることでしょう。)

2002年のハリウッド作品『K-19』(原題: "K-19: The Widowmaker")、
ソ連時代に実際に起こった原子力潜水艦事故の映画化ですが、
こちらもあわせて、このタイミングで見返す人もおられるのでは・・・。

この類の映画作品を劇場でわざわざ観ようと思いたったというのに
バケツのような大容器に山盛りになったポップコーンを、上映中に
終始貪り食っている人たちの神経を、私は持ち合わせておりません。

2022/06/05 カテゴリー: おもうこと, ダンス・音楽・舞台・アート | 個別ページ

映画 『はい、泳げません』のチラシ。 Cute flyer for a movie

Yes I Can't Swim 原作は2007年に出ているのですが
 読んだことがなかったので、今年6月の
 映画公開を前に、最近急いでチェック。
 このチラシがあまりにも可愛くて、何度も
 眺めています。こんな絵の切手が欲しいなぁ。

 先日、このチラシをネットオークションに
 出している人がいるのを見つけてビックリ。

原作者のお名前(高橋秀実)は「タカハシヒデミネ」と読むと知りました。

「抱腹絶倒の」という宣伝文句から入ったわりには、私にはいろいろと
考えさせられるところがあり、もう少し深いところで考え込む内容。

教授する立場の者の資質や生徒との相性、華々しい過去の実績が
効果的に教える作業とは必ずしもリンクしていない、という
現実について、等々。

映画はもっとシンプルに楽しませてもらえるだろうな、と期待しています。

2022/05/26 カテゴリー: おもうこと, ダンス・音楽・舞台・アート, 書籍 | 個別ページ | コメント (0)

映画 『オードリー・ヘプバーン』とアレッサンドラ・フェリ。Audrey Hepburn & Alessandra Ferri

AUDREY ヘプバーンの素顔、素の人生を辿った作品。

 バレエダンサー、特にプリマバレリーナを夢見て
 いた彼女が、若くして映画界のトップスターに
 躍り出て、それでも幼少期からのトラウマを抱えた
 普通の女性であり続けた、そうありたいと
 歩み続けた、という記録。

作品冒頭に、若いバレエダンサーの映像が流れ、そこから晩年に至るまで、
要所で同様の、その時々の心象風景を踊りで表現する場面がはめ込まれて
います。

本作の中でヘプバーンの最晩年を‘踊った’アレッサンドラ・フェリが、
ヘプバーンの(最晩年の)容姿と似通ったものを備えており、さらに、
もともとこの人が「女優バレリーナ」とも呼ばれるほどに演技が巧みで
あったことと響きあって、私にはさらに感慨深い作品だと感じられました。

ウクライナの紛争が勃発し、子供たちにも多くの犠牲が強いられている現状を
もし、ヘプバーンご本人が(生きておられて)目の当たりにしたとしたら、
どのように反応~行動されたのだろう、とも思います。

※ 映画 『オードリー・ヘプバーン』 公式サイトはこちらから

2022/05/24 カテゴリー: おもうこと, ダンス・音楽・舞台・アート | 個別ページ | コメント (0)

中指だけの簡単ネイル。 Six bubbles

040522 SICF nail ひょんなことから、展覧会のイメージに
 合わせたネイルアートを試させていただき
 ました。 この指だけで、施術はおおよそ
 15分ほど(乾かす時間は除く)。 

他の指は(たまたま)自分で艶出しと保護のために
下地的なものだけ塗っていたので、ちょうどピッタリ合いました。

ネイルは、チラチラと自分の視界に入ってくるので楽しいですね。
激しい家事仕事はオサボリしたくなりますが・・・笑

2022/05/04 カテゴリー: おしゃれ, ダンス・音楽・舞台・アート, 暮らし | 個別ページ | コメント (0)

月あかり。 Sweets named "Moonlight night"

Moonlight_Kikuya 青白く浮かび上がる舞妓の髪飾りを
 イメージして創作された和生菓子。

 (その源は『月庭』橋本明治作の日本画
 ですが、個人的には作品よりもこの菓子
 の意匠の方が好きです。たまにありますよね、
 イメージソースよりも後発の作品の方が
 魅力的な例が。)
 
いただくのが惜しくなるほど美しいものに出会う幸せ。 お抹茶と一緒に。

2022/05/02 カテゴリー: ダンス・音楽・舞台・アート, 食 | 個別ページ | コメント (0)

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