話題のデパートの地下食料品売り場に
以前から実物を確認したいものがあったので
のこのこと入ってみました。
平日の午前中でしたが、夏休みだからなのか他にも理由があるのか
とにかくとんでもない人出でした。(混雑は大の苦手。)
素敵(そう)なものも見えてましたが、とてもじゃないけれど
ゆっくり選んで購入するところまでいきませんでした。
特別の専門家でなくても、
少しその気になって、食料品について勉強すれば
「どのような保存方法でどう品質を保つのがベストなのか」
ということくらいはわかります。
ところが、実際には「うちはさらにここまで気を使って売ってます」という
過剰演出が目立ちます。
実際にその品物に必要無いケアまでやって見せることにより、
付加価値を付けて売っていく例が、目立つような気が。
つまり、過剰包装だけではなくて、過剰演出も目立つわけです。
ただでさえ、現地の3倍以上ついていても当たり前な
輸入食品の値段が、この演出により、さらに高騰するなんて。
高騰した値段が、また話題を呼び、ブランドの価値を高めるなんて。
(あ、もちろん、オイルや小麦など原材料の値段の高騰やレートの問題もありますが。)
本来、うれしいはずのデパ地下探索で、頭の芯が重く疲れてしまいました。
・・・そういえば、「自己過剰演出人間」ってのも、いますよねぇ。
あなたの周りにも、たぶん、お一人くらいは。