Calvina's Corner

カルビーナの静かな暮らし。時々お出かけ。 日記というより短文集。

ふつうのスクラップ24

  • 大奥で愛でられた工芸菓子。 Japanese crafted sweets

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ふつうのスクラップ22

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ダイナミックな蝶々。 Butterflies

Kakei Miroco 今春手元に飛んできた蝶々たち。
 このところ、可愛いものにはトンと
 ご縁が無く、ごつくてダイナミックな
 作品に好かれているみたい。 大歓迎。

2018/04/22 カテゴリー: おしゃれ, ダンス・音楽・舞台・アート, 暮らし | 個別ページ | コメント (0)

ワンデートリップ久しぶり。 One day trip

Obaiin 電車を乗り継いで約3時間かかる町で
 知人が写真展を開催する、というので
 「んー。普通なら、一泊必須だよなぁ」と
 考えるところ、今回は思い切って
 久しぶりのワンデートリップを敢行。

とんでもない早起き、久しぶり。
というか、そもそも寝過ごしを心配して、
その緊張から出発前は超級短時間睡眠でした。

朝の5時に家を出て、真夜中に戻る、という旅は
仕事以外では、ここ何年もやっていなかったので
体力・気力にも自信がなかったのです。
が、やっぱり楽しく過ごせたのでした。

まずは、インスタグラムに夢中な観光客がほとんど入らない
地元の地味な喫茶店でゆっくりカフェオレとロールケーキを
いただいた後、いくつか好きなお店を覗きがてら、
(帰りの列車の中でいただく)夕食用の小さな巻き寿司を
買ってから、展覧会会場へ。

時間をかけて協力者を募り、実現させたという
その披露の場は、久しぶりに恵みの雨を迎えて光る
青もみじと苔に守られたお寺なのでした。

お寺の春季特別公開に合わせて、いくつかの部屋に
各部屋で以前に作者が撮影させていただいたという写真を
元に制作した小型屏風作品がディスプレイされていました。

公開時間が16時までになっていることもあって、基本は
自然光で暮らしていた往時の人々のことをあれこれ想いながら
作品鑑賞も自然の暗がりまで大切にするなかで行います。

「何故、ここにこんなものが飾ってあるの?」とつぶやく観光客や
特別公開の幸運さえ知らないまま訪れた外国からの旅行者などなど
様々なタイプのお客様が入り乱れて、不思議な雰囲気に包まれた
展覧会になっていたと思います。

もう一件、別の古いお屋敷を改造した中で開催されていた展覧会を
見せていただいた後、駅ナカで慌ただしく地元の食品を調達してから
帰路につきました。

激しくなった雨がガラス窓をほとんど地面と水平に流れるのを
横目に確認しながら車中でお寿司をほおばり、「短い時間に
いくつも美しいものを見たなあ、これがいつもと違う心の栄養になって
私の中に残り、発酵してゆくのかなあ」と余韻まで楽しみました。

2018/04/15 カテゴリー: おもうこと, ダンス・音楽・舞台・アート, 旅行 | 個別ページ | コメント (0)

『かえってきたプチ・ニコラ・シリーズ』! Historires inedites du Petit Nicolas

Petit Nicolas あの腕白少年「プチ・ニコラ」のシリーズに、
 新たに発掘されたものの邦訳版があったとは!

 2006年末から2007年初めにかけての発売。


私は、絵を描いたジャン=ジャック・サンペのファンでもあるので
作者・ゴシニのお嬢さんが、新たにこの5冊の発表をしたニュースを
当時見逃していたことに愕然としながらも、今頃いそいそと
「サンペ・ゴシニの名コンビ」復活を祝いつつチェック中です。

何らかの事情で埋もれていた、ということなら、作者が出さないと
選り分けていた可能性があるのかな、ということは、あまり
おもしろくないのかな、などと、読み始める前には
勝手な想像をしてしまいました。 が、どれをとっても
やはりおもしろくて楽しいのでした。ほっと一安心でもあります。

※ 『かえってきたプチ・ニコラ シリーズ』1~5巻
 ルネ・ゴシニ・作 ジャン=ジャック・サンペ・絵
 小野萬吉・訳 偕成社

2018/04/09 カテゴリー: ダンス・音楽・舞台・アート, 書籍 | 個別ページ | コメント (0)

美術館でお花見! Cherry blossom viewing in an art museum

Yamatane museum_Sakura 本当の桜の花は散り急いでおられますが
 こちらは落ち着いた美術館の中で
 ゆっくりとお花見ができる企画
 (そう、桜を描いた日本画だらけ!)で
 あと一ヶ月も楽しめる期間が残されています。

東京都・恵比寿の駅から徒歩圏内に、こじんまりと
品良く迎えてくれる、モダンな空間。山種美術館。
ドラマの中で使われていたのを見た記憶もあるような。

お世話になっている方をお誘いして、ゆっくりと鑑賞。
照明を落として「夜桜」だけを集めた部屋なんて、
他の国、他の花ではなかなかできない見せ方なのでは。
春や桜に因んだ和装で鑑賞されている方も多いのでした。

オリジナル・グッズをいろいろ物色し、それから
館内のカフェへ。

ここに用意してある和菓子は、青山の老舗が、その時々の
展覧会で展示してある作品のイメージで創作してくださる
もので、何度か手土産にいただいたことがあるのですが
今回は、先に下調べをして気に入ったものを予約し、
館内のカフェでお抹茶と一緒にいただきました。

「美術館でお花見」というコンセプトの展覧会は
ここでは毎年恒例というわけではないようですので、
機会があれば、ぜひこの春にお出かけになって
いただきたいと思います。

※ 展覧会『桜さくらSAKURA 2018』の公式サイトはこちらから。
 2018年は5月6日(日)まで開催。

※今回出展されている作品に因んだ和菓子の写真もぜひ。

2018/04/07 カテゴリー: おしらせ, ダンス・音楽・舞台・アート, 暮らし, 食 | 個別ページ | コメント (0)

映画 『しあわせの絵の具』。 "Maudie"

Maudie 3 cats  『シェイプ・オブ・ウォーター』で
 オスカーを取ったサリー・ホーキンスが
 この作品でも主演なのですが、こちらは
 実在した人物を映画化したものなので
 演技がどうこう、という見方はしませんでした。

身体の不自由さ。蔑視。つましい暮らし。
それでも自分の才能を開花させた女性の一生。
しあわせいっぱいでもなく、つらいことも
たくさんたくさんあった上でのしあわせ。

エンドロールの間に、いくつもモウディーの残した作品が
映し出されるので、最後の最後まで目が離せませんでした。

フォーク・アート系だけではなく、一般に知られずに
コツコツと創作活動をしている(あるいはしていた)
多くの人たちのことを想います。

孤児院で育ち、魚の行商で生計を立てている男(後に
主人公モウディーの夫になります)を演じたイーサン・ホーク、
最近素敵になってきましたね。 
どんなおじいさんになるんだろう・・・。
楽しみだけど、それを観るにはかなり長生きしないと駄目ですな。

※ 映画 『しあわせの絵の具』(原題:Maudie)
 公式サイトはこちらから

2018/03/14 カテゴリー: おもうこと, ダンス・音楽・舞台・アート | 個別ページ | コメント (0)

刺繍絵本『野のはなとちいさなトリ』。 Picture book with embroidery

Tori hana shishuu 刺し方を説明したコーナーは少ない(☆)
 けれど、ジーッと観ているとわかります。
 ストーリーを刺繍絵で語るというコンセプト。
 針を持つ時間が少なくなっているところに
 飛び込んできて私の心を鷲づかみにした絵本。 



薄くて小ぶりなのですが、ヒントが満載で見飽きません。

☆表紙の裏部分にステッチ名の解説付き図案あり

※ 『野のはなとちいさなトリ』
 マカベアリス・刺繍と文
 2017年12月初版 ミルトス 1,500円+税
 ISBN978-4-89586-051-2

2018/03/05 カテゴリー: ダンス・音楽・舞台・アート, 暮らし, 書籍 | 個別ページ | コメント (0)

職人技・・・。 Craftmanship

Old chair 明治時代に裕福な家に生まれ、他人に
 使われることも知らず、一生を芸術に
 関する思索に費やした人の自宅で
 使われていた木製の椅子(背もたれ部分)。
 花模様の裏面は、さらに凝った龍の模様。

透かしもあるので、職人さんも気合が入った仕事だったのでしょう。
他のアジアの国で作られ、運ばれたもののようでもあります。

丁寧に磨いたら、もっともっと光輝くはずなのに・・・。
もう誰も生活の中で使っていないから、なおのこと傷んで
見えるのかもしれません。

トレンドともてはやされるシンプルな家具とは対極にあるため、
このような職人技が消えてしまうのは時間の問題、というか、
もうほとんど消えてしまっているのでしょう。

2018/02/26 カテゴリー: ダンス・音楽・舞台・アート, 暮らし | 個別ページ | コメント (0)

ドリスのタイムレスな服。 Timeless clothes by Dries Van Noten

DRIES 2016 25年以上も第一線で戦い続けているその
 エネルギーの源は何なのでしょうか・・・。 

休暇もスケジュールを立ててミッシリあちこち回るみたいで
それはほとんど充電めいていて、休みになっていないような。
清く正しく美しいその生活がおさめられた映画。
素人の私にも少しその秘密がわかったような気が。

ドリス・ヴァン・ノッテン。たいそう我慢強い人だと思いました。
が、この人が激するところ、極限まで落ち込み涙するところが
本当は観たいような気もします。 あまりにも映画の内容が美しいから。

ドリスの服は、それはそれは美しくて、造りも良くて、息が長くて
本当に素敵だけれど、庶民には手が届き難いお値段で、そのことを
彼がどのように捉え、どのようにこの先進もうとしているのかも、
インタビューで突っ込んでもらいたかったなぁ、とも思いました。

いつも白いシャツの上からダークカラーのVネックセーターを着て
なんだかストイックな感じ。 ショウの終わりのお辞儀もチャーミング。
一緒に仕事をし続ける人達も皆幸せそうに見えました。

※ 映画 『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』
 公式サイトはこちらから
 2016年 93分 原題: DRIES

2018/02/10 カテゴリー: おしゃれ, おもうこと, ダンス・音楽・舞台・アート, 暮らし | 個別ページ | コメント (0)

ノイマイヤー版『椿姫』。"Die Kameliendame"

Hamburg Ballet ジョン・ノイマイヤー率いるハンブルク・
 
バレエ団が来日しました。 どうしても
 観たかった彼の作品『椿姫』全幕を
 久しぶりにチェック。いろいろな意味で
 うれしさも混じった涙が滲み出たのでした。

ノイマイヤー版は、1978年11月4日に、シュツットガルトバレエ団、
「女優バレリーナ」と名声を馳せたマリシア・ハイデの主演で
発表されました。 フレデリック・ショパンの名曲(ピアノソロと
協奏曲両方)を繋ぎ合わせながら、デュマの小説が見事に
ステージ上に浮かび上がる傑作で、その中の一部だけを切り取り、
ガラ・コンサート他で上演されることも多くある人気作品です。

このような`大人向け’のバレエ作品は、日本で全幕公演されることが
大変少ないのですが、今回はチケットの売れ行きも良く、熱心な
観客の反応や拍手が温かく、まさに長い時間をかけて見巧者が増えて
きた日本の状況を目の当たりにして、まずこのことに感動したのでした。

ノイマイヤーその人も、大変お元気そうに、若々しく見えて
これもうれしさが倍増する原因の一つでした。
先日も別の項で触れたとおり、生存する大物座付振付家は数少ないので。

ハイデが初演で踊ったタイトル・ロールは、他にも幾人かで観ていますが
今回のアリーナ・コジョカルは、繊細な感情表現を小柄な肉体で
巧みに、また強い意思をもって伝えてくれました。
小柄な相手役をリードしているようにさえ見えましたし。

私の中のハイデは、踊っていない時のほんの少しのポーズや動作で
まるで台詞を口に出しているような説得力をもって、その役や物語を
伝えることができる踊り手でした。 また、大柄でしたので、
コジョカルとはそもそもの出発点、というか、持ち味が異なります。

息の長い作品を、自分の持ち味で再演して成功することは、
本当に難しいことですが、バレエの世界では、それがずっと
繰り返されているのも興味深いことだと思います。

劇中劇風に織り込まれているマノン・レスコーとデ・グリューの
素晴らしい踊りと演技、日本人団員の活躍などにも魅了されました。

生のソロ・ピアノ演奏だけで見せる大人の感情の揺れ動きを
息を呑みながら大勢で見守る、という場面に居合わせる幸せを
久しぶりに噛みしめました。

2018/02/05 カテゴリー: おもうこと, ダンス・音楽・舞台・アート | 個別ページ | コメント (0)

目から味わう第九の映画。 Beethoven's Symphony No. 9 choreographed by Bejart

Dancing Beethoven 振付家・モーリス・ベジャールが亡くなって
 まる10年が経ちました。 早いものです。
 現存する有名な座付振付家とそのバレエ団で
 スケールの大きなものは、世界的にも稀有。
いくつもの条件が揃わないと実現しないのです。

モーリス・ベジャール・バレエ団(スイス・ローザンヌ)と
東京バレエ団とが、ズービン・メータ率いるイスラエル・フィルと
東京で共演したベートーベンの「第九交響曲」を記録した映画を観ました。

こういう舞台作品の記録映画、近年増えていますね。

劇場という空間は、もともと裏(楽屋)を見せない、
さらには、もともと客席から見えるところのみに光をあてて
その魅力が倍増するように提供するものが普通だったわけですが、
最近は表も裏もはたまた取材対象者のプライベートやスキャンダル
さえも、全部見せてしまう企画が当たり前になってきました。

現実に劇場に足を運ぶことなく、生の舞台作品に触れないまま
一生を終える人も増えているのでは・・・。

ベジャールが編み上げた「目で見る交響曲」だけに集中して
その作品を愛でたいとだけ思ってこの作品と向き合いました。
個々のダンサーのプライベートや、有名な関係者のお子さんなどが
どうのこうのというような枝葉は、申し訳ないけれども要りません。
聴力を失っていたベートーベンに見せられたら良かったのに・・・。

評論家の三浦雅士氏は、「文字で表現する方」との印象が強いので
このフィルムにおさめられたのは個人的にはかえって残念でした。
あっと・・・ズービン・メータは「音楽を紡ぎ出す方」ですが
インタビューでも素敵でありました。特に笑顔が。

※このページのトップにお借りした映画のクレジットは以下のとおり。
 (C)Fondation Maurice Bejart, 2015 (C)Fondation Bejart Ballet Lausanne, 2015

※映画 『ダンシング・ベートーベン』公式サイトはこちらから

※参考情報はこちらなどから

2018/02/01 カテゴリー: ダンス・音楽・舞台・アート | 個別ページ | コメント (0)

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